プロジェクトの始まりは、星の村天文台の大野企画さんとのご縁から。「田村市ならではの素材を使って、新しい商品をつくれないか」というアイデアから、地元・田村市の石灰とバイオマスプラスチックを活用したものづくりがスタートしました。
完成したのは、しおりとしてもキーホルダーとしても使える、ちょっとユニークなアイテム。デザインには「星の村天文台」と「あぶくま洞」いう、田村市を代表する2つのスポットを取り入れています。
さらに絵付け・デザインを担当したのは、会津・株式会社大和のデザイナー。田村市の地域資源に、会津で活躍するクリエイターの感性が加わることで、観光地のお土産という枠だけにとどまらない、福島らしいプロダクトへと仕上がりました。
イベントで生まれたひとつの出会いから、地域の素材、観光資源、そして県内で活躍するつくり手がつながっていく。地域にあるものを新しい視点で組み合わせ、これまでになかった商品へと育てていく、ふくしま未来工房のコラボレーション開発を象徴する事例のひとつです。
福島を拠点に活動する、登録者10万人を超える人気YouTubeチャンネル「Yasu family」とのご縁から生まれたコラボレーション商品です。
Yasu familyは、障害のある家族4人の日常やさまざまな挑戦を、明るく前向きに発信しているYouTuberファミリー。その飾らない家族の姿が多くの人の共感を集め、これまで「24時間テレビ」の福島ローカル枠でも紹介されるなど、福島から全国へ活動の幅を広げています。
今回イラストを担当したのは、家族の一員で、絵を描くことが大好きな姫ちゃん。ムシムシランドを代表するカブトムシとヘラクレスオオカブトを、力強く個性豊かなタッチで描いてもらいました。
実は、姫ちゃんにとって企業との商品コラボレーションは今回が初めて。これまで発信や作品づくりを続けてきた一人のクリエイターの才能と、田村市の地域資源、そして福島で活動する人たちのご縁がつながり、一枚のカードとして形になりました。
地域の商品をつくるだけではなく、人の個性や得意なことに新しい活躍の場をつくる。そんな「人と地域が一緒につくるものづくり」から生まれた、ふくしま未来工房ならではのコラボレーション商品です。
福島を代表する観光地・会津の大内宿(おおうちじゅく)。その象徴である茅葺屋根の葺き替えでは、新しい茅を整える際に端材が生まれます。これまで捨てられていたその茅を、新しいかたちで活かせないか。そこから生まれたのが「赤べこ御守」です。
大内宿とのコラボで、茅葺屋根の葺き替え時に生まれる茅の端材を譲り受け、バイオマスプラスチックの原料として活用。素材の55%に茅を配合し、赤べこをモチーフにした御守りへ生まれ変わらせました。
デザインを手がけたのは、福島県で活動する絵本作家・菊地清さん。「かなう」などの言葉を赤べこに組み合わせ、御守りとして親しみやすいデザインに。複数色を展開し、選ぶ楽しさも加えています。
最初に誕生したのは、大内宿でしか購入できない限定版。その後、福島県石川町の温泉旅館「八幡屋(やはたや)」とのコラボにも広がり、八幡屋版も制作。それぞれ現地限定のお土産として展開されています。
端材として捨てられていた素材を、単に再利用するのではなく、その土地の物語を持つ商品へ変えていく。地域資源、観光地、福島で活動するつくり手がつながって生まれた、ふくしま未来工房ならではの事例です。オンラインショップでは「当サイトのオリジナル版」を販売しています。